山の中の別世界、嵯峨塩館で温泉と贅沢な滞在を堪能

友人のFacebookポストの写真を見て、一目惚れした旅館に行ってきました。山梨の「嵯峨塩館」です。行ってからだいぶ時間が経ってしまいましたが、やっと記事を書けました。

訪問したのは2月の3連休。ずっと寒さが続いて、ちょっとだけゆるんだかな〜という日でした。お宿の最寄りは中央本線の甲斐大和駅というローカル駅。特急も泊まらないので、のんびりと鈍行で…

小淵沢行き…このまま乗っていきたい気も

うおードア開く時プシューっていう!久々や!

思わずめっちゃ写真撮る怪しい人に

駅で降りたのは私達のほかに数人ほど。全員が嵯峨塩館への宿泊客でした。

標高1,000mの世界へ

甲斐大和駅は無人駅でした

指定の時間の電車に乗っていくと、それに合わせて宿の人が迎えに来てくれます。車にぎっしり乗り込んで、一路宿へ…。「今日はあったかいですよ」と言われて「そうですよね」と言ったら、「マイナス7度ぐらいでしたから。最近ずっとマイナス13度ぐらいだったからね」と言われてびっくり!なんじゃそりゃ。

車はどんどん山を登っていきます。時間にして約20分ほど。あとで地図を見たら、駅から10キロは離れていました。

山の中にある一軒宿です

到着!

うおおおこのガラスの模様とかそそるわあああ

木の感じがたまらない…

雑然といろんなものが置いてあるけど、不思議と調和が取れているような…

古くて重厚な感じだけど、すべての場所が美しく磨き込まれています。

木彫りの「自販機」。たまらん

囲炉裏のお部屋も。ここでは食後にコーヒーのサービスがあります

贅沢な広さのお部屋

こたつが大きくて快適すぎた

お部屋に案内されてびっくり。広い!大きなこたつが置いてある部屋がたぶん10畳ほど。

ソファ側の部屋はレトロモダンな雰囲気

そして、ソファの置いてある部屋が6畳ほど。そして入り口とお部屋の間のスペースも2畳ぐらいある…。なんという贅沢なつくり。2人だとそれぞれぜんぜん別の場所にいることになります。笑

ここにも木がふんだんに使われています

お部屋のライトもいい感じ…。古い建物ですが、こたつとヒーターのおかげでポカポカ。とっても快適です。

遊歩道を散歩、そして温泉

海抜1,208m!そんなに上まで来ていたとは

宿の案内に「遊歩道と滝があって散策できる」と書いてあったので、ちょっとだけ外へ。気温2度、寒いです。

全部宿の人の手作り感が感じられて、とてもよいです

途中には休み小屋が。

こんにちは

びっくりした。木のうり坊です。こういった細かい木工細工が随所に。宿の方の趣味なのかな〜。

滝を目指しますが、雪しかないな…と思っていたら

滝は氷と雪に覆われているのではあるまいか

よーくみたら、対岸の坂のところがたぶん滝のようでした…。寒さで凍って、その上に雪が積もって滝がすっかり覆い隠されている。すごい。

冷えてきたので退散して、温泉へ。温泉はさすがに写真を撮れませんでしたが、源泉かけ流しで極上のお湯でした。唯一、ドライヤーのパワーがなさすぎてちょっと困った。笑

ボリュームたっぷりの夕食

夜ご飯の時間は決められていて、みんな夕食会場で一斉に食べるシステムです。とはいえ、机も広く他の人たちのことはほとんど気になりません。

イワナや豆乳鍋など、次から次へと出てきます

山梨の地ビールとワイン、地酒があり、これがどれも美味しい!腹12分目ぐらいになって大満足でした。

囲炉裏ってなんかいい

食後は囲炉裏でほっと一息。夜になったらまた雪が降ってきました。

暗がりに浮かび上がる感じがまた風情あります

2階吹き抜けから。立派な梁の上には森の住人が…

ご飯が消化してきたら、もう1回お風呂に入ってぐっすり。体が温まってほぐれて、本当にゆっくりと休めました。

朝からボリュームたっぷり

朝食もまた豪華。ご飯の友がいっぱい…。本当にすべてが美味しかったです。ちなみに朝食後にももう一度温泉に入って、堪能しつくしました。笑

嵯峨塩館の近くにほとんど建物がないこともあり、本当に静かにゆっくり過ごせる宿でした。2連泊して、ひたすら読書をする…という過ごし方もしてみたいかも。そんなことを思うぐらい、居心地の良さがたまりません。大人同士の旅行なら、自信を持っておすすめできる宿だといえます。東京圏からなら土日で気軽に行けるので、ぜひぜひ行ってみてください!

また違う季節に来たい宿です




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA